大学受験では大量の事柄を効率よく暗記する必要があります。暗記する際に記憶術を活用することで、英単語などを覚えやすい状態を作れます。こちらでは記憶術の一部をご紹介致します。

空間法・ルート法などとも呼ばれており、自分が記憶したいものと場所を関連付けることで記憶させる方法です。この記憶術は脳の中で強くイメージが残ることから、紀元前から有名な演説家たちの間で使われていたそうです。

場所法は分類でき、学校や部屋などを利用するものから身体を利用するもの、時計を利用するものなどがあります。例えば指を使う場合、親指は1、人差し指は2、中指は3など順番を決め、それに合わせて覚える方法です。記憶対象の順番を正確に覚えることにも優れているため、いろいろな暗記に応用できる特徴も持っています。

その名の通り、目・鼻・口・耳・触覚の5つの器官を活用して覚える方法です。例えば英単語を覚える場合、目で見て書くだけではなく、声に出して覚えることで多くの情報が目・口・耳・手によって記憶されます。また、その時に食べていた食べ物やアロマの香りなどで、記憶が呼び起こされるケースもあります。

教科や勉強する内容によって、食べ物や香りを変えてみるのもおすすめです。働かせる感覚器官が多ければ多いほど、記憶は強化して長期間記憶されるため、勉強の時にどの器官を使うのかも意識してみましょう。

自分で物語を作り、覚えたい事柄をストーリーの中に登場させて暗記するもので、元素記号を覚える時に使われる「水兵リーベ僕の船…」などの方法で知られています。怒りや悲しみ、楽しさなど感情を刺激する内容であれば、より記憶に残りやすくなります。

また、歴史など一連の流れが決まっているものに関しては、年号と歴史的事件、人物などをまとめ、主人公を決めて漫画やアニメを見るように覚えることもできます。

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